覚えておきたい古文常識:宮中お仕事出世編|上達部, 大臣,蔵人所,上達部

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覚えておきたい古文常識:宮中お仕事出世編の要点

  • 太政官のトップは「上達部(かんだちめ)」「大臣(おとど)」
  • 「蔵人所(くろうどどころ)」はつまり秘書室
  • 蔵人からスタート、ゴールは上達部

「大臣・大殿」は「おとど」と読む!

「大臣」「大殿」はどちらも「おとど」「おおいどの」と読みます。つまりは現代の大臣で、「左大臣(ひだりのおとど)」「右大臣(みぎのおおど)」「内大臣(うちのおとど)」のほか、特別な時に置かれる「太政大臣(だじょうだいじん)」がいます。太政大臣がトップですが、常任大臣のうちでは「左→右→内」の順にエラくなります。

「蔵人」は「くろうど」と読む!

「蔵人」「職事」は天皇の秘書官で、機密文書を扱うほか、仕事の伝令や天皇の身の回りの一切のお世話をしました。「蔵人頭(くろうどのとう)」が秘書室長です。兼任することが多く、「蔵弁(とうのべん)」「頭中将(とうのちゅうじょう)」と呼ばれることがあります。

「蔵人」から「上達部(かんだちめ)」までの出世コースがあった

出世コースとしては、蔵人からスタートして、蔵人頭へ昇格し、兼任によって近衛府や太政官の高官に抜擢されるのが普通でした。そのあと、現代の内閣である「上達部(かんだちめ)」への出世を望みました。

参考文献

 荻野文子『マドンナ古文常識217 パワーアップ版』学研 2013

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