いづち・いづこ・いづくの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
いづち・いづこ・いづく【何処】:古文単語の意味
品詞
代名詞
レベル
基礎
意味
- どこ
例文
[古]尼前、我をばいづちへ具して行かむとするぞ
[訳]尼君、私をどこへ連れて行こうとするのか
出典:平家物語 一一 先帝投身
[古]木の暮れの夕闇になるにほととぎすいづくを家と鳴き渡るらむ
[訳]木陰の夕闇(の中に)なのに、ほととぎすはどこをわが家だと思って鳴きながら飛んで行くのだろうか
出典:万葉集 一〇 一九四八
参考
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年