動詞の四段活用の要点
- 活用語尾が「a・i・u・u・e・e」の音に変化する。
- 「ず」に続くとき、活用語尾が「a」の音に変化すれば四段活用。
- 仮名のどの行で活用するかによって、「○行四段活用」と表す。
四段活用とは
動詞の活用のうち、あとに続く言葉によって、活用語尾が「a・i・u・u・e・e」の音に変化する活用の種類を、「四段活用」という。
四段活用の活用表
仮名のどの行で活用するかによって、「ハ行四段活用」のように表す。
ハ行四段活用:語幹「思」
基本形 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
---|---|---|---|---|---|---|
思ふ | は | ひ | ふ | ふ | へ | へ |
– | a | i | u | u | e | e |
四段活用の見分け方:動詞の活用
「~ず」につながる未然形の活用語尾が「a」の音になれば、四段活用である。
参考
「必携古典文法ハンドブック」Z会出版2011年
「古文文法問題演習」河合出版2015年