助詞:古文文法の助詞の種類

助詞とは

付属語で活用しない単語を「助詞」という。

助詞の種類

助詞の種類には、次の六つがある。

  • 格助詞
  • 接続助詞
  • 副助詞
  • 係助詞
  • 終助詞
  • 間投助詞

格助詞:助詞の種類

助詞のうち、体言や活用語の連体形などについて、その語とあとにくる語がどのような関係になっているかを示すはたらきをするものを「格助詞」という。
格助詞は、「が・の・を・に・へ・と・より・から・にて・して」の十個を覚える。

接続助詞:助詞の種類

助詞のうち、主に用言や助動詞について、前後の語や内容をつなぎ、前後がどのような関係かを示すはたらきをするものを「接続助詞」という。

副助詞:助詞の種類

助詞のうち、主に体言や連体形について、語や文に意味を添えるはたらきをするものを「副助詞」という。体言や連体形の他に、副詞、助詞、連用形などにも接続するため注意する。

係助詞:助詞の種類

助詞のうち、さまざまな語について文に意味を添えると同時に、文末の活用形を限定するはたらきをするものを「係助詞」という。

終助詞:助詞の種類

助詞のうち、文の終わりについて、文に意味を添えるはたらきをするものを「終助詞」という。

間投助詞:助詞の種類

助詞のうち、文節の終わりについて、文に意味を添えるはたらきをするものを「間投助詞」という。

参考

「必携古典文法ハンドブック」Z会出版2011年
「古文文法問題演習」河合出版2015年

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