こちなし【骨なし】：古文単語の意味

こちなしの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。

こちなし【骨なし】：古文単語の意味

品詞

形容詞：ク活用

レベル

応用

意味

1. 不作法だ・ぶしつけだ
2. 無骨だ

例文

[古]『悩ましくなん』と、事なしび給ふを、強いて言ふもいとこちなし
[訳]『気分が悪うございますので』と、さりげなく断りなさるのを、（食べるように）無理に言う（＝勧めた）のもとてもぶしつけだ
出典:源氏物語　手習

参考

桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典　東京書籍　2006年