「十訓抄:大江山」3分で理解できる予習用要点整理

「十訓抄:大江山」の要点とは

  • 名高い歌人である和泉式部の娘、小式部内侍の才能がよく表れたエピソード
  • 才能があるからこそ、七光りのように扱われてしまうが小式部内侍は動じない

「十訓抄:大江山」の登場人物

  • 小式部内侍
  • 定頼中納言

「十訓抄:大江山」の重要な場面

  • 歌人の歌合せの場で、小式部内侍は「母の力のおかげだ」と揶揄される
  • 小式部内侍の冷静で見事な切り返しは、歌の才能があることの何よりの証拠となった

「十訓抄:大江山」の内容要約

歌人の歌合せに選ばれた小式部内侍に対し、定頼中納言は「母に使いにやった人が待ち遠しいのではないですか(名高い歌人のお母さんに、手助けしてもらっているのでしょう)」とからかいました。しかし、内侍は「大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天橋立(大江山を越えていく道のりは遠く、まだ天橋立をふんだことも、母の手紙を読んだこともありません)」とみごとな歌で切り返しました。

それから内侍は歌人としての評判が広がりました。それは当然のことですが、定頼中納言にはわからなかったのでしょうか。

参考

三省堂『教科書ガイド高等学校国語総合(古典編)』

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