むつかしの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
むつかし【難し】:古文単語の意味
品詞
形容詞:シク活用
レベル
基礎
意味
- うっとうしい
- 気味が悪い
例文
[古]女君は、暑くむつかしとて、御髪すまして、すこしさはやまにもてなし給へり
[訳]女君(=紫の上)は、暑くうっとうしいと思って、お髪を洗って、少しさっぱりしたようすでふるまっていらっしゃる
出典:源氏物語 若菜 下
参考
桐原書店「重要古文単語315」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年