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「土佐日記:門出(馬のはなむけ)」の要点とは
- 紀貫之が、男が書くものである「日記」を女の目線で書いている日記
- 「門出」は、十二月二十一日から二十四日の出来事を記した、出発の章である
「土佐日記:門出(馬のはなむけ)」の登場人物
- ある人
- 藤原のときざね
- 八木のやすのり
- 国分寺の僧官
「土佐日記:門出(馬のはなむけ)」の重要な場面
- 十二月二十一日から四日間、出発にあたり色々な人が見送りに来てくれる
- 餞別を受け取り、会わなくなるのだから見送りなど良いという考えに関係なく真心のある人は見送ってくれるものだと実感する
「土佐日記:門出(馬のはなむけ)」の内容要約
男の人が書く「日記」というものを、私も書いてみます。十二月二十一日、ある人が国司の任期を終え、港へ移ります。たくさんの人が見送りに来て、大騒ぎの中夜が明けました。
二十二日、和泉の国まで無事であるようにと祈願して無事を祈る「馬のはなむけ」を行い、送別の宴を楽しみました。二十三日、八木のやすのりという親しいわけでもない人も、餞別を贈ってくれ、真心のある人は見送りに来てくれるのだと実感しましました。
二十四日、国分寺の僧官までもが送別の宴をしに来てくれました。身分の上下を問わず、子どもまでもが酔いしれて、楽しい時間を過ごしました。
参考
三省堂『教科書ガイド高等学校国語総合(古典編)』