すごし【凄し】:古文単語の意味

すごしの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。

すごし【凄し】:古文単語の意味

品詞

形容詞:ク活用

レベル

基礎

意味

  1. 気味が悪い
  2. さびしい
  3. すばらしい

例文

[古]浅茅が原もかれがれなる虫の音に、松風すごく吹きあはせて、そのこととも聞き分かれぬほどに
[訳]茅の原も枯れ(その中から聞こえる)かすれた虫の鳴き声に加え、松風がひどく寂しく吹き、松を鳴らす風の音と聞き分けられないくらいに
出典:源氏物語 賢木

参考

桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年

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