こころもとなし【心許なし】:古文単語の意味

こころもとなしの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。

こころもとなし【心許なし】:古文単語の意味

品詞

形容詞:ク活用

レベル

基礎

意味

  1. かすかだ・はっきりしない
  2. 不安だ
  3. じれったい

例文

[古]こころもとなき身だに、かく思ひ知りたる人は、袖を濡らさぬといふたぐひなし
[訳](源高明らの流罪について事情が)はっきりしない私でさえも、このような人情の分かる人間なら、涙で袖をぬらさない人はいない
出典:蜻蛉日記 中

参考

桐原書店「重要古文単語315」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年

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