すごしの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
すごし【凄し】:古文単語の意味
品詞
形容詞:ク活用
レベル
基礎
意味
- 気味が悪い
- さびしい
- すばらしい
例文
[古]浅茅が原もかれがれなる虫の音に、松風すごく吹きあはせて、そのこととも聞き分かれぬほどに
[訳]茅の原も枯れ(その中から聞こえる)かすれた虫の鳴き声に加え、松風がひどく寂しく吹き、松を鳴らす風の音と聞き分けられないくらいに
出典:源氏物語 賢木
参考
桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年