「土佐日記:海賊の恐れ」の要点とは
- 悪天候の中で、海賊にも追われ緊迫感のあるエピソード
- 神へ願ったことで物事は良い方向へ動き始める
「土佐日記:海賊の恐れ」の登場人物
- 船頭
- ある女の子
- 淡路の専女
「土佐日記:海賊の恐れ」の重要な場面
- 悪天候のため船を出さずにいると、海賊が追ってきているとの噂が立つ
- 道中の神にお祈りをすると、天候も回復する
「土佐日記:海賊の恐れ」の内容要約
二十三日からずっと同じ場所にいます。二十五日、天候が荒れているため船が出せません。その上、「海賊が追ってきている」という噂も聞こえてきます。
二十六日、やはり「海賊が追ってきている」と聞くので、深夜に船を出すことにしました。その途中、神に供え物をするところがあったので、お供えをして船頭が無事を願い、それを聞いて女の子が「わたつみの道触りの神に手向けする幣の追ひ風止まず吹かなむ(無事を願っているとき吹いている追い風が、止まらず吹き続けますように)」と詠みました。
この間に天候も回復し、船頭も誇らしげな様子です。子どもやおばあさんも皆喜び、その中の一人である淡路の専女が「追ひ風の吹きぬるときは行く船の帆手打ちてこそうれしかりけれ(追い風が吹くときは、風が帆を打つように私たちも手を打つほどうれしい)」と詠みました。
参考
三省堂『教科書ガイド高等学校国語総合(古典編)』