わたる【渡る】:古文単語の意味

わたるの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。

わたる【渡る】:古文単語の意味

品詞

動詞:ラ行四段活用

レベル

基礎

意味

  1. 通る
  2. (~で)いらっしゃる
  3. (~し)続ける
  4. 一面に(~する)

例文

[古]むかし、宮の内にて、ある御達の局の前をわたりけるに
[訳]昔、宮中の高貴な女房の部屋の前を(ある男が)ったときのことである
出典:伊勢物語 三一

[古]人の妻にてありける人に、しのびて逢ひわたりけるを
[訳]人の妻であった人に、しのんで長い間ずっと逢い続けていたのを
出典:大和物語 六

参考

桐原書店「重要古文単語」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク