わたるの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
わたる【渡る】:古文単語の意味
品詞
動詞:ラ行四段活用
レベル
基礎
意味
- 通る
- (~で)いらっしゃる
- (~し)続ける
- 一面に(~する)
例文
[古]むかし、宮の内にて、ある御達の局の前をわたりけるに
[訳]昔、宮中の高貴な女房の部屋の前を(ある男が)通ったときのことである
出典:伊勢物語 三一
[古]人の妻にてありける人に、しのびて逢ひわたりけるを
[訳]人の妻であった人に、しのんで長い間ずっと逢い続けていたのを
出典:大和物語 六
参考
桐原書店「重要古文単語」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年