いたづならりの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
いたづならり【徒らなり】:古文単語の意味
品詞
形容動詞:ナリ活用
レベル
基礎
意味
- 役に立たない・むだである
- むなしい
例文
[古]さし寄りて、据ゑなほして去にければ、上人の感涙いたづらになりにけり
[訳](神官が)そばへ寄って、(獅子と狛犬をもとのように)置き直して行ってしまったので、(変わった置き方に対する)上人の感動の涙はむだになってしまった
出典:徒然草 二三六
参考
桐原書店「重要古文単語315」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年