接続助詞「ば」「て」「して」の用法:古文文法の助詞の種類

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接続助詞「ば」「て」「して」の要点

  • 接続助詞「ば」の順接確定条件には偶然条件、恒常条件、原因条件の3つがある
  • 接続助詞「て」「して」は単純接続のみ

接続助詞とは

助詞のうち、主に用言や助動詞について、前後の語や内容をつなぎ、前後がどのような関係かを示すはたらきをするものを「接続助詞」という。

接続助詞「ば」の用法

接続助詞「ば」には、順接確定条件と逆接仮定条件の用法がある。

順接確定条件
(偶然条件)「~と・~ところ」と訳す
(恒常条件)「~といつも・~と必ず」と訳す
(原因条件)「~ので・~から」と訳す
逆接仮定条件
「もし~ならば」と訳す

接続助詞「ば」の接続
順接確定条件:已然形に接続
逆接仮定条件:未然形に接続

接続助詞「て」「して」の用法

接続助詞「て」「して」には、単純接続の用法がある。

単純接続
「~て」と訳す

接続助詞「て」「して」の接続
主に連用形に接続

参考

「必携古典文法ハンドブック」Z会出版2011年
「古文文法問題演習」河合出版2015年

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