そらね【空音・空寝】:古文単語の意味

そらねの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。

そらね【空音・空寝】:古文単語の意味

品詞

名詞

レベル

応用

意味

  1. 鳴きまね(空音)
  2. たぬき寝入り・寝たふり(空寝)

例文

[古]夜をこめて鳥のそらねにはかるともよに逢坂の関はゆるさじ
[訳]孟嘗君は、まだ夜が明けないうちに、鶏の鳴きまねでだまして函谷関をあけさせることもできたでしょうが、あなたと私が逢うという逢坂の関は決してあけることなど許しません
出典:後拾遺和歌集 雑二 九三九

[古]会はでありなんと思ふ人の来たるに、そらねをしたるを
[訳]会わずにいようと思っている人が来たときに、寝たふりをしていたところを
出典:枕草子 にくきもの

参考

マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年

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