おろかなりの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
おろかなり【疎かなり】:古文単語の意味
品詞
形容動詞:ナリ活用
レベル
基礎
意味
- いい加減だ
- 並ひととおりだ
- (~と)いう言葉では言い表せない
例文
[古]わづかに二つの矢、師の前にて一つをおろかにせんと思はんや
[訳]わずかに二本の矢を、(しかも)師の前で一本をいいかげんにしようと思うだろうか(いや、思わないだろう)
出典:徒然草 九二
参考
桐原書店「重要古文単語315」
マドンナ古文
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年