わくの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
わく【分く】:古文単語の意味
品詞
動詞:カ行四段活用
レベル
基礎
意味
- 理解する・見分ける
例文
[古]めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月影
[訳]空を行きめぐり、それかともはっきり見分けないうちに、雲の間に隠れてしまった真夜中の月だよ(久しぶりにめぐり逢ったのに、なつかしい友人であったのかどうか、見分けられないうちに、あなたは姿を隠してしまったのですね)
出典:新古今和歌集 雑上 一四九九
参考
桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年