かげの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
かげ【影・陰】:古文単語の意味
品詞
名詞
レベル
基礎
意味
- 光(影)
- 姿(影)
- 陰(陰)
例文
[古]木の間より、漏りくる月のかげ見れば心づくしの秋は来にけり
[訳]木々の間からもれてくる月の光を見ると、さまざまなもの思いに心のすべてを傾ける秋という季節がやって来たことだなあ
出典:古今和歌集 秋上 一八四
[古]その沢のほとりの木のかげに下りゐて、乾飯食ひけり
[訳]その沢のかたわらの木の陰に馬からおりて座り、干した飯を食べた
出典:伊勢物語 九
参考
桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年