「徒然草:悲田院の尭蓮上人は」3分で理解できる予習用要点整理

「徒然草:悲田院の尭蓮上人は」の要点とは

  • 都の人である作者が、尭蓮上人の都の人に対する思いを聞き印象を変えたエピソード

「徒然草:悲田院の尭蓮上人は」の登場人物

  • 尭蓮上人

「徒然草:悲田院の尭蓮上人は」の重要な場面

  • 「都の人の言葉には誠意がない」という言葉を聞いて、尭蓮上人は反論する
  • 対比となる都の人と東国の人、それぞれの良いところ悪いところを尭蓮上人は平等に見ている

「徒然草:悲田院の尭蓮上人は」の内容要約

「東国の人の言葉は信用できるけれど、都の人の言葉は誠意がない」と言う人に対し、尭蓮上人は「都の人は思いやりがあるからきっぱり断りにくく、つい引き受けてしまうのです。貧しい人ばかりなので、本来の意志が貫けません。東国の人は、心の優しさがなくて無愛想なので最初からきっぱりと断り、栄えているから人に頼りにされるのです」と答えました。

尭蓮上人は東国のなまりがあって荒々しく、仏教の道理など分かっていない人だろうと思われていましたが、この言葉を聴いてからは奥ゆかしく温和な人であると思ったのでした。

参考

東京書籍『教科書ガイド精選古典B(古文編)Ⅱ部』

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