さるべきにやありけむの古文単語の品詞、レベル、意味、例文の解説になります。
さるべきにやありけむ【然るべきにやありけむ】:古文単語の意味
品詞
連体詞
レベル
発展
意味
- そうなるのはずの前世からの因縁であったのだろうか
例文
[古]あながちなる好き心はさらにならはぬを、さるべきにや
[訳]身勝手な浮気心はまったく感じたことがないのに、(私(=光源氏)があなた(=空蝉)に強くひかれるのは)そうなる運命だったのだろうか
出典:源氏物語 帚木
参考
桐原書店「重要古文単語315」
最新全訳古語辞典 東京書籍 2006年