覚えておきたい古文常識:恋愛求婚編の要点|よばふ,逢ふ,契る,後朝

覚えておきたい古文常識:恋愛求婚編の要点

  • 男性は三日連続女性のもとに通うと結婚とみなされた
  • 「よばふ」=「求婚する」と訳せばOK
  • 「語らふ」「後朝(きぬぎぬ)」などは恋愛に関する言葉である

「よばふ」プロポーズ=肉体関係!?

何度か和歌をやりとりして、女性もその気でいるとわかると、男性はプロポーズをしました。当時の結婚は、肉体関係=結婚とみなされていました。いざ女性の家に行くのは夜。このように女性の家に行くことを「よばふ」と言います。訳すときは「求婚する」とすればOKです。

「逢ふ(あふ)」「語らふ(かたらふ)」「契る(ちぎる)」=デート

男性が女性の顔を見るのは、初夜のとき。夜の暗い間にやってきて、あまり明るくならないうちに帰るのがマナーでした。男女間での深い仲になることを「逢ふ」と言います。はじめて肉声で甘い言葉をかけることから、「語らふ」とも、生涯の愛を約束することから「契る」とも言います。

「後朝(きぬぎぬ)の文」=デートの後の手紙

朝になり、男性が家に帰ったり、仕事に行ったりしたあとは、すぐに手紙を送るのがマナーでした。このことを「後朝(きぬぎぬ)の文」と言います。女性にますます愛が深まったことを伝えるのです。その使いをする人のことを、「後朝の使い」と言いました。

参考文献

荻野文子『マドンナ古文常識217 パワーアップ版』学研 2013

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク