本居宣長「うひ山ぶみ」の要点とは
- 学ぶことに対する著者の考え方が描かれている
- 学ぶ上では、どのように学ぶかということよりも怠けず努力することが大切である
本居宣長「うひ山ぶみ」の登場人物
- 学問を学ぶ人
本居宣長「うひ山ぶみ」の重要な場面
- 学問に「正しいやり方」はなく、怠けないことが結果につながる
- 才能がなくとも、年をとっていても、暇がない場合でも同じことが言える
本居宣長「うひ山ぶみ」の内容要約
どのような学問であっても、「このようにやるべきだ」という順序などは特にありません。学ぶ人の心にまかせるのが一番良いのです。
学問は怠けずにやることに最も意味があるため、どのようにやるかというのは、本来あまり関係がありません。どれほど良い学び方をしていても、怠けてしまえば意味がないのです。人によって才能の有無はあるものですが、怠けずに努力していればその分だけ結果が現れます。大人になってから学び始めても遅くはありません。また、暇がないなりに学び始めてみると、暇の多い人よりも案外結果を出すものです。
才能がなくても、学び始めるのが遅くても、暇がなくても、学ぶことをやめてはいけません。怠けずに続けさえすれば、結果に繋がるのです。
参考
三省堂『教科書ガイド高等学校国語総合(古典編)』