「古今和歌集仮名序:やまと歌は」の要点とは
- 古今和歌集の序文として、紀貫之によって書かれた文章
- とくに、和歌の本質について語られている
「古今和歌集仮名序:やまと歌は」の重要な場面
- 和歌は人の心にあるものが、言葉として表現されたものである
- 芭蕉の歌に代表されるように、うぐいすやかえるでも歌を詠むことができるのである
「古今和歌集仮名序:やまと歌は」の内容要約
和歌は人の心をもとに、それがさまざまな言葉となったものです。この世に生きている人は、たくさんの出来事にたいして心に思うことを、見るものや聞くものに託して言葉に表しているのです。
この世に生きるすべてのものは(うぐいすやかえるであっても)歌を詠むのです。そして天と地を動かし、目に見えない神もを感動させ、男女の仲を親しくさせ、勇敢な武士の心を和ませるのは歌なのです。
参考
東京書籍『教科書ガイド精選古典B(古文編)Ⅱ部』