「徒然草:今日はそのことをなさんと思はば」の要点とは
- この世に生きるすべての人に起こるうる出来事をまとめている
- 「思い通りにはいかない」という前提の重要性を語っている
「徒然草:今日はそのことをなさんと思はば」の登場人物
- この世で生活している人たち
「徒然草:今日はそのことをなさんと思はば」の重要な場面
- やろうと思っていたことは、予測がはずれうまくいかなくなる
- 一方、予測どおりになることもある
「徒然草:今日はそのことをなさんと思はば」の内容要約
今日はそのことをしようと思っていたときに限って、別の急用ができてだめになってしまうことがあります。また、待っている人は来なかったり来る予定のなかった人が来たりと、人の生活は予測どおりにいかないまま、一日、一年、そして一生が過ぎていってしまいます。
それならば前から予測していたことはいつもすべて外れるのかと言うと、そうではありません。たまには思いどおりになることもあるので、いよいよ先の物事を決めることができなくなってしまいます。結局、この世のことはすべてが不確かだと思っておいて間違いがないのです。
参考
東京書籍『教科書ガイド国語総合(古典編)』